◆その他の話題の機能性成分(その2)◆
生活習慣病予防などの面から食品の生理活性成分について、研究が進められています。
続々と発見されている機能性成分の中から、特に話題の成分を紹介しています。
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クエン酸
- クエン酸は、人の体の中にも存在する有機物の一種で、重要な成分でもあります。
取った食べ物のエネルギーを活動の為のエネルギーに変えるには、食べ物を消化吸収し、
複雑な化学反応を得る必要があります。
クエン酸は、その最終段階でブドウ糖を無駄なくエネルギーに変化させるために必要です。
エネルギー補給に欠かせない成分であり、疲労物質と言われる「乳酸」を分解する働きがあることから、
疲労回復・スタミナ維持に欠かせません。
また、カルシウム・マグネシウムなどの吸収しにくいミネラルと結びついて吸収しやすくする働きもあり、
この働きを「キレート作用」といいます。
最近は、「キレートレモン」などという飲料水も売っています。
食品:かんきつ類・酢・梅干しなどに含まれています。
グリチルリチン
- テルペン類の一種で、甘草(かんぞう)にある配糖体に含まれている成分です。
抗アレルギー効果・がん細胞の成長を抑制する作用があります。
甘草は、生薬の一種で漢方薬や醤油の甘味料などにも使われています。
食品:甘草の根に含まれています。
グルコサミン
- 糖とアミノ酸が結合したアミノ酸の一種で、細胞・組織を結びつける結合組織に含まれています。
軟骨・腱・爪などに分布しており、不足するとひざなどに関節炎が起こったり、
違和感を感じたりすることがあります。
中高年になってひざなどが痛むのは、年齢と共にグルコサミンを結合する能力が低下するからと考えられています。
激しいスポーツを行う人も不足しやすいと言われています。
食品:キチン質を含むエビ・カニの甲殻などに含まれています。
KW乳酸菌
- 乳酸菌の一種で、学名をLactobacillus Paracasei KW3110株と言います。
他の乳酸菌と比べて、花粉症などのアレルギーを提言する効果がたいへん高いことが分かり、
乳酸菌飲料などに利用されています。
食品:KW乳酸菌を使った乳酸菌飲料・ヨーグルト・サプリメントなどに含まれています。
酵母
- 発酵菌(イースト)のことで、糖分をアルコールと炭酸に分解します。
各種ビタミン・ミネラル・酵素を豊富に含んでいるため、代謝を活発にします。栄養価が高いのも特徴です。
健康食品として最も利用されているのは、「ビール酵母」です。
ビール酵母入りサプリメントなどに含まれています。
コンンドロイチン硫酸
- 結合組織を構成する成分の一つで、人の体にも存在するムコ多糖類も一種です。
体の細胞を健康に保つために必要で、傷の修復・肌のうるおいを維持するために不可欠です。
年齢と共に作られにくくなるため、高齢者ほど補う必要があります。
また、カルシウムの代謝にかかわり、不足すると骨粗しょう症になりやすくなります。
動植物を問わず、ネバネバした食品に含まれていますが、一般的には牛・サメの軟骨から作られたサプリメント類が
利用されます。
食品:納豆・なめこ・オクラ・海藻・フカヒレなどに含まれています。
サポニン
- 植物に含まれる配糖体の一種で、水に溶かすと泡立つ特徴があります。
油脂を溶かす性質から脂肪やコレステロールを取り除く働きがあり、抗酸化作用も認められています。
大豆に多く、生の大豆には約0.3%含まれています。
大豆・大豆製品などに含まれます。
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